バーク実験 経過報告

先月この通信でご報告しました“スペシャルバーク堆肥、やさいづくりで実験中!”

ちょこちょこと「その後どうなった?」なんて声を聞きましたので、、

今日はその後の経過報告します:-)

現在、実験を始めてから5週目が経つところです。
この1ヶ月ほどで驚くほどの(野菜作りが初心者ですので大げさかもしれませんが…)生長ぶりを見せています。
現在の様子は…

LトマトRナス(市販の土)-s LトマトRナス(竹粉入りバーク)-s
まず、左の写真が、市販の土を使用して育てているトマトとナスです。
そして、右の写真が、スペシャルバーク堆肥を使用して育てているトマトとナス。

ともに、立派な生長ぶりをみせているのですが、
スペシャルバークのほう、より勢いよく見えませんか?!

そうなんです。
ここに来て、市販の土とスペシャルバークの違いが徐々に見えてきました。

まず、背丈。(トマトのほうで測定)
市販のほうのトマトの背丈は、およそ65センチ。
スペシャルバークのほうは、およそ73センチ:-D

次に、葉の広がり具合。
LトマトRナス(市販の土)上より-s LトマトRナス(竹粉入りバーク)上より-s
左の写真が、市販のほう。右の写真が、スペシャルバークのほう。
上から見ると、全然ちがいますね。
スペシャルバークのトマトとナスのプランターはまるでジャングルのように生い茂っているという感じです。

そして、葉っぱ。
トマトの葉2(市販の土)-s トマトの葉2(竹粉入りバーク)-s
左が、市販の土で育てたトマトの葉。右が、スペシャルバークで育てたトマトの葉。
葉の広がり同様、大きさもスペシャルバークのほうが大きく、
色も何だか濃いような気がします。

 

実験開始約一月で、このような違いが目に見えてきました。
今のところ、スペシャルバークに軍配をあげてもいいのかなとは思いますが、
要は「味」!!
(新バーク堆肥の開発は、「美味しい実のなる土づくり」がテーマなのです)
ですから、今後の成長(実のつき方)からがホントの勝負みたいです!

しかし、この勢いで生長するならこの小さなプランターでは狭すぎるかな…:-(

お気軽にどうぞ!

こんにちは

林業会社であるトライ・ウッドの社内には、こんなコーナーがあります。

MG_1105-s雑然としてますが…

森林保全課事務所の林業の七つ(!?)道具販売コーナーです:-D

まず、きやどんおなじみの「チェンソー」
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そして、雨の日必須の「スパイク付き長靴」
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スパイク付き地下足袋や山林用スパイクシューズ(これが意外と格好いい)もあります。

これからの下刈りシーズンに季節モノの「刈払い機(ビーバー)」
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その他、ヨキ(津江では斧のことをこう呼びます)、ヨキの柄、鎌、ノコギリ(竹切り用)、ナタなど
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そして、振動作業用の手袋(普通の作業用手袋もあります)や靴下(地下足袋に合わせて、二股・五本指をそろえています)なんかもあります。
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林業をされている方、関係ない方、関係なくお気軽にご利用ください。
なお、日田市にお住まいの方で「水郷ひたプレミアム商品券」をお持ちの方は、これら製品にもお使いいただけます:-)
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お立ち寄りの際、分からない事があれば何でも聞いてください。
物腰やわらかなお兄さん(?)たちが対応します。
(たまに異様に威勢のいいおっちゃんもいますが)
また、故障等の修理も受け付けますので、お気軽にご相談下さい。

 

実験中

山からひいてきた丸太を加工するときに、たくさんのスギ皮がでてきます。
トライ・ウッドでは、それをバーク堆肥として加工・生産しています。
(バークというのは、皮のことですが…)

細かく砕いたバークにさまざまな栄養分(チッソ・リン・カリといった)を混ぜた堆肥です。
そこで、改めて弊社バーク堆肥を使った実験を行っています。

左が、市販されている土に植えたトマトとナス。
右が、弊社のスペシャルバーク堆肥に植えたトマトとナス。

植えつけたのが、先月末。
今のところ五分五分のようです。

今後の二つの行く末がとても楽しみです。

スペシャルバークよ、どんどん大きくなぁれ!!

新年あけましておめでとうございます

2009年
あけましておめでとうございます。

新年のご挨拶がすっかり遅くなってしまい、今日ははや10日を迎えようとしています。

今朝は新年初めての雪
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家から会社まで通常、車で15分ほど
今朝は、
「滑りませんように_。どうか滑りませんように_。」と
泣きそうになりながらの30分間で。
やっとの思いで会社に到着した次第です。

ホームページをご覧になっていらっしゃるみなさんへのごあいさつがまだだったことを思い出し、
長靴はいて、カメラを持って、ちょっとそこまで。

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貯木場から集成材工場(その奥に上津江振興局が見えます)を望んだところ

朝日に雪が照らされて、
冬のどんよりとした緑の森もキラキラして見えます。

「今年も頑張ろう!」

ふとそう思いました。
では、
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クリスマスツリー

12月2日、日田市内のパトリア日田(http://www.city.hita.oita.jp/sisetu_01.html)に巨大なクリスマスツリーが出現しました。

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日田市キルターズ協会のみなさんの手づくりの布製クリスマスツリー。
大きさはなんと、高さ約6mに直径約3.5m!!
近寄るとこんな感じです。
MG_0300-s
もっと近寄るとこんな感じ。
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いろんなオーナメントがたくさん飾られたツリーです。
それも全部手づくりの布製!
トライ・ウッドでもほんの少しお手伝いをしました。
土台の切り株(重さ約600キロ:-o)に
その周りに敷いた杉チップ

そしてそして階段の踊り場に飾られたクヌギの変木オブジェ
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パッチワークの松ぼっくりとの相性抜群です。
そしてもう一画。
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かわいらしい羊のパッチワークです。
キリスト教で何かしらの象徴として描かれる事の多いひつじ。
このクリスマス展示にふさわしい作品です。
これらの展示は、12/2_12/25の期間常時見ることができます。
http://www.city.hita.oita.jp/bksinkou/page_00121.html
お近くまでお越しの際は是非足を運んでみてください。
私個人としては、夜のクリスマスツリーがまたいい感じでオススメです。

産業文化祭 終了!!

先日23日に行われました上津江産業文化祭。
無事(?)終了いたしました。

トライ・ウッドからは、いつもどおり農林業機械の販売です。
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チェンソー、クワ、ナタ、地下足袋、長靴、、、、。
その脇で、「間伐しませんか_」と声かけ運動です。
定期的な間伐をして、定期的な収入を得ながら、森林を次の世代へ引き継ぐ。
そのためには、山主さんの協力が必要不可欠なのです。

そしてそして、その隣で。
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「や・き・そ・ば・!!!」
「はい!いらっしゃーい!」

と、言えたのもつかのま、、
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あっという間に
「焼きそば5つ」
「焼きそば2つ」
「1つ下さい」
「3人分」
………

注文を受け、出前に走るスタッフ。
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ひたすら焼き続けるスタッフ。
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ひたすら麺を茹で続けるスタッフ、水を汲みに走るスタッフ、こまごましたものを取りに走るスタッフ。

全員必死の形相で、焼きそばを作り続けること約4時間
文化祭の終了間際に用意した150食すべて販売終了となりました。
素人の手際の悪さに翻弄され、首を長く長くして焼きそばを待ってくれたお客様に感謝します。
本当にありがとうございました。
長くお待たせしてしまった事をスタッフ一同深くお詫び申し上げます。
来年の11月は、よりご満足いただけるものをご提供できることをここにお約束したいと思います。
ご来場いただいたみなさま 誠にありがとうございました。

佐賀県厳木町で…

11月8日_16日、佐賀県の厳木町で『杉ものデザイン展』が開かれていましたので、
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最終日の16日行ってきました。
展示場に入れたのが4時半という終わりの時間ぎりぎりだったにもかかわらず、
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こんなに人でにぎわっていました。

杉のお皿や杉のオモチャ、杉のイス、杉のオブジェ、杉の(葉の)お線香、
何から何までスギダラケ
そしてそこに集まった人々。

そこかしこで熱く語っている声が聞こえます。
(内容まではよく聞き取れませんが…)
おそらく皆さんの熱い鼓動でしょう。
その地から押し上げてくるパワーというか熱気というか
そんなものに心躍らされ私も少し高揚ぎみで。
あっちの展示を見て、こっちの展示を見て、
この展示会の開催に一生懸命動き回られていた杉の木クラフト(http://www.suginokicraft.com/)の溝口さんとお話したりと。
せわしなく動いてしまいました。
「杉」でこんなステキなイベントができることにびっくりしたのと
「杉」というものにこんなにも興味を持っている人がいるのかとうれしく感じました。
またひとつヤル気のあがる出来事に出逢えました。

 

輪掛け乾燥材

みなさん、おひさしぶりです。
最後の更新からすっかり2ヶ月がたってしまいました。
少し弁明させてもらえるならば、5月はとてもあわただしく…。
それというのも、6月9日にとても大切な大切なセレモニーが開催されたのでした。
その「輪掛け乾燥材初出荷オープニングセレモニー」の準備にあっちへ走り、こっちへ走り。
イベントの開催がこんなにも大変なものだとは…つゆ知らず。
全員、手探りの中準備に翻弄された一ヶ月あまりでした。

そして、6月9日。
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朝7時、全員揃ってセレモニーの成功を祈願。
「無事、何事もなく今日一日が過ぎますように」

それがすめば、さぁ本番です。
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全員でお出迎え。
上津江はなかなか簡単に来れるところではないにもかかわらず、たくさんの方が足を運んでくれました。
遠いところ、本当にありがとうございます。
まずは、護持の森の輪掛けストックヤードの見学会です。
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心配されていた雨も降ることなく、お日様の日差しの降り注ぐ1日でした。
約90haの護持の森の一画に整然と並ぶ輪掛け乾燥材。
広さ約3haのヤードにおよそ4000立方メートルがストックされます。
3台のシャトルバスで会場を出発!

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そして、いよいよセレモニーがはじまります。
まずは、感謝状贈呈。
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輪掛け乾燥を含め、トライ・ウッドがいつもお世話になっている方々に。
この機会に感謝を。
輪掛け乾燥の開発にご協力いただいたり、
DVD制作等販売促進活動にご協力いただいたり、
輪掛け乾燥材の科学的性質解明の試験協力をいただいたり、
県産材生産振興に大きく貢献されたり、
トライ・ウッドは多くの方に支えられていることを改めて感謝いたします。
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そして、経過報告。
輪掛け乾燥事業にいたった経緯を含め、今後この輪掛けを切り札としてどう「林業」を進めていきたいのか、改めて表現する場となりました。
そのことをふまえ輪掛け乾燥PRDVDの上映へ。

いかがだったでしょうか?
あの時ご出席いただいた皆さんに是非感想を聞いてみたいものです。
さてさて、セレモニーはまだまだつづきます。
大分県の広瀬県知事のあいさつ、日田市の佐藤市長のあいさつ、
そして、安成工務店 安成社長のあいさつ。
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とても緊張する瞬間でした。
これまでの流れを受けて、県知事や市長の口から発せられる第一声は…。
全員のあいさつを終えて、ホッと肩の力が抜けました。
とても心強い言葉をいただき、安堵感を覚え、また少し前へ上へ進んでいこうと思ったのです。

そうして、感動の中(私一人だけだったかもしれません)
いよいよセレモニーの終盤へ。
晴れ渡った青空のもと、初出荷材の出発です。
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このテープカットの瞬間に、この日に込めた思いがたくさんの人に共有されることを祈って。
テープが切られ、花火の音。
拍手の音とともに、トラックが山口県下関市へ出発しました。
みなさん、本当にありがとうございました。
あの日の余韻を感じていたら、いつの間にか2週間が過ぎ去っています。
光陰矢の如し
立ち止まっている暇はないようです。
トライ・ウッド式の林業をカタチにすべく、また前へ進み出そうと思うのです。
MG_2175-s←養生テントに積まれた輪掛け乾燥材

きやどんが二人…

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トライ・ウッド 朝の風景。
各部署の責任者同士の打ち合わせから始まります。
トライ・ウッドには色々な仕事があります。
山から木を切り出し、運び出す仕事。
その原木を製品に加工する仕事。
その製品を売る仕事。
働きやすい環境を整える仕事。
…などなど
そのそれぞれの仕事を繋ぐ鍵を握る人たちです。
こっそりシャッターきってしまいました:-D

上津江小学校のみなさんと…

またまたお久しぶりの上津江通信です。
寒さもだいぶ本格的になってきました。

今日は、上津江小学校の3、4年生のみなさんが上津江の森林のこと川のことを調査しにやってきました。
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案内する場所はもちろん「護持の森」です。
(護持の森については、また改めてお教えしたいと思います。お楽しみに。)

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木の根っこの長さを調べたり、水がどんな風につくられるのかを調べたり、
木がどうやって大きくなるかを調べたり。

落ち葉の中をガサガサ音をたてながら、踏み込んでいきます。
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そして、湧き出た水もしっかり自分たちの手で触ってみます。
「なんかぬるいばい:-o]

ワーワーキャーキャー言いながら
護持の森を半日めいっぱい走りまわる上津江っ子たちでした。
気になるものは
「これなに_?」
と言ったそばから、すでに手の中に。
興味深々な子供たちを見ていて、何だか私もウキウキして、
いろんなことをいっぱい話したくなりました。
今日は楽しい時間を本当にありがとうございました。