小さな秋

久々の更新。
最後の通信からはや一ヶ月以上が経ってしまいました。
上津江は今日も元気です。
あの暑い日々が過ぎ去り、急に朝晩が冷え込みだしました。
あわただしく毎日にも季節の変わり目を感じる時があります。
事務所の前で小さなコスモスが咲きました。
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きやどんクラブでつくった優米。
今年も無事刈り取り終了です。
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昨日この新米でおにぎりしました。
手前みそですけど、すっごくおいしかったです。

お盆明け

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セミが鳴きます。
日差しが容赦なく照りつけます。
「お盆過ぎると、一気に涼しくなる」
この言葉、今年は当てはまらないようです。
国内観測史上最高の40.9度
この数字にただただ唖然としていたのですが、
今朝のニュースでもっとビックリしました。
「北極海の氷の面積、過去最小に。
 予測の30年以上早いペースで解けている可能性大」
一体、どうなっているんでしょうか。。。
あんなに「STOP!地球温暖化」と誰もが動きだしたというのに。
スーパーでエコバッグを持つ人とかよく見るし、
町を走るプリウスもよく見るようになりました。
植林活動、よく耳にします。
トライ・ウッドは昨年約30000本の木を植えました。
50年後、この木たちは420000kgのCO2を一年で吸収するようになります。
この数字が大きいのか小さいのかわかりません。
地球規模で見たら、きっとほんのわずかでしょう。
けど、少しでも笑って過ごす日を重ねたいですよね。
家族、友達、仲間と。
だから、トライ・ウッドは林業を続けていくのだ!
なんて、外の日差しに負けず一人熱く思ってしまいました。

いろんなカタチ

杉にもいろんなカタチをしたものがあります。
イメージでは太い幹がまっすぐに一本スッと立っているのがスギですが、
たまにこんな二股で生長を続けたスギや、先の方で三股にわかれていたり、
大きく曲っていたり、太い枝が何本もあったり、、、、、、
あげだしたらキリがないですね。
こういう変わり木は機械に通すことがなかなか難しい。
けれども、このカタチ。
見ているだけで創造をかきたてられる。
そう言って、素材工房スタッフは今日もせっせとモノづくりに励みます。

確かに、眺めているだけで、いろんなものが想像できます。
ん゛_ なんだかゾウのおしりみたいに見えるのは私だけでしょうか。。

1日遅れですけど…

昨日5月16日は「山の神」の日。
山の神(やまんかみ)は日本全国地域によっていろいろみたいですが、ここ津江地方では5月、9月、1月のともに16日の三日をそう呼びます。
山の神様は山仕事の安全を祈願する神様で、この日は1日木を切ってはいけないのだそうです。
ですから、昨日もきやどんたちは朝から会社周りの草刈に汗を流しました。
そしてそれが終わると、みんなでお神酒をあげて安全を祈願します。


今日はとても良いお天気。
きやどんたちもまたいつものように山へはいっていきました。
山の神様、これからも末永くよろしくお願いします。

めじろん

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開催まであと500日となった大分国体。
トライ・ウッドも大分県の会社なので微力ながら何かできればと“国体看板”を製作しました。もちろんスギですよ。現在、日田市総合体育館に設置されています。
写真は先日14日に頂いた感謝状とめじろんのぬいぐるみです。
運動とはまったく無縁の私ですが、こんな風に国体と関わることもあるものか。としみじみ感じました。

いってらっしゃい

の射す

朝日昇る春の一日
「おはようございます」
「おはようございまーす。」
ここから始まります。

そして、会社内の掃除。
外を掃いて、水を撒いて、机を拭いて、掃除機をかけて、トイレを磨いて…
自分たちがお世話になる場所はいつも美しくありたいものだと思うのです。

そして、ようやく「きやどん」たちは山へ向かいます。
朝日をあびた彼らの背中は、とても大きく、手を伸ばしても届かないずーっと先にある。
まだまだ新米の私にはそんな風に見えます。
早く彼らに追いつきたいと日々思います。

「いってらっしゃい」

もう…

一年がたつのは、とても早いものです。
今日は、トライ・ウッドの入社式。

新入社員1名と研修員1名の新顔2名が新しく仲間入りです。
桜の咲く季節は、「何か新しいことが始まる」
そんな気がして、少しココロ踊ってしまうのは私だけでしょうか。

さぁ、新しい一年が始まります:-)

お久しぶりです

おめでとうございます。
2007年最初の上津江通信をお届けします。

今日1月9日からトライ・ウッドは仕事はじめです。
朝、社員が一同に集まってお神酒を頂いて一年の安全を願います。

外は、週末に降った2007年の初雪が溶け切らず、
水たまりに張った氷が厚さ1センチもあるような寒い冬の1日。
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雪だるまに見送られ、全員がスタートしました。
2007年の幕開けです。

仕事納め

昨日から降り続いた雪は
上津江の景色を一変させました。

駐車場に止まる車もすべて真っ白!
道路も真っ白!
谷あいに建つ家々の屋根も全部真っ白!
すべてが白の世界でした。

今日はトライ・ウッドの仕事納めの日です。
こんな身も凍るほど寒い日ですが、
社員全員で会社内の大掃除です。
一年分のホコリとサヨナラします。
みんなが雪の降る中、
鼻を真っ赤にしながら作業したおかげでしょうか
昼過ぎには太陽が顔をだしました。
暖かな日差しに心がホッとしました。
まるで
「一年間、お疲れ様でした」
と声をかけてもらったような。
そして、
「来年もよろしく」
と手を差し伸べられた気がしました。

私たちからも

「ありがとうございます」

そして

「来年も宜しくお願いします」

37名のグリーンメッセンジャー

10月21日・22日、トライ・ウッドに30名の“まちの子”と7名の“まちの人”がやってきました。

山がどんな力を秘めているのか聞く。
山の素材を使ってイスづくりに挑戦する。
山の恵みのニジマス釣りに挑戦する。
そして、山に木を植える。
参加した全員があきらめずに一生懸命全部の工程をクリアしてくれました。
また、知らないところでの新しい発見を恐れることなく吸収し、
作業のときだけでなく、自由時間のときでも
24時間を余すことなくめいっぱい遊んでくれました。
(たまにカミナリがおちることもあったけど)
とても嬉しかったです。
素直に感じて、素直に聞いて、素直に笑う。
そんな当たり前のことだけど大切なことを思い出させてもらいました。
この二日間をみんなが覚えていてくれたらウレシイな。。


このカルキャッチ久留米さんの「第5回農山村体験」の様子は
体験ツアーアルバムをチェックしてみてください。