製品部(集成加工)

製品部(集成加工)

より良い材料へ

建築材料には様々なものがあります。伝統的なものなら、石や土、鉄などがあります。近年では新建材といわれる建築材料もあります。新建材には数種類の原材料を合わせて作るものもあります。それに比べて木材は森の中で自然に育ち生長する生物由来の建築材料です。なので「木材に手を加える」といっても、山で育った木材本来の良さを尊重し人が扱いやすいように手を加えることが集成・加工部の仕事です。

味わいへのこだわり

集成・加工作業では製材部で作られた板を張り合わせます。このとき集成加工部では、住む人が安心安全に暮らせるようにパネルの強度(耐震性、耐久性など)にこだわります。また、年輪の向きを交互に張りつつ、木材の曲がり具合や心材の色合いで組み合わせを考えます。集成材加工部が作る集成材の特徴は横に張り合わせる(幅ハギ)ため、接着面積を少なく抑えています。無垢材を使用しているため、使用する程に木の味わいが増します。

強く、美しく

木材に求められている建築材としての機能性と木材そのものの魅力を大切にするために、一本一本の木材と向き合うことに最後まで気を抜きません。そして集成加工部で生産された集成材は注文ごとの大きさにカットし、上津江町から各施主さんのもとへと旅立ちます。山から続く木の物語は、施主さんの暮らしとともに続いていきます。「製材部で木材となった木は、集成・加工部でより強く美しい建築材となります」

株式会社トライ・ウッド

大分県日田市上津江町川原2810-1

TEL:0973-55-2656