森林保全部

森林保全部

経済林と環境林

「経済林」と「環境林」の二つの森林の両立は、どんな林業でも成立するものではありません。林業の魅力は、適切な森林管理が実践されて発揮されるのです。トライ・ウッドの原点であり、製品の出発点である森林保全部では、森林に合わせた管理方法を大切にしています。

間伐作業へのこだわり

森林の管理として重要な間伐には、列状間伐や定性間伐などがあります。トライ・ウッドでは優良木を育て環境林の力を発揮させることができる定性間伐を行います。例えば列状間伐は効率よく低コストで行う事が出来ますが、木を見ずに列ごとに気を伐ってしまうと、育ちが良い木が若いうちに伐られたり、育ちが悪い木が残ったりするので「経済林」にとっても「環境林」にとっても不十分な管理となります。だからトライ・ウッドは一本一本の木と向き合う定性間伐を行い、育ちの良い木を積極的に育てます。

低コスト化施業と環境への配慮

路網を整備し高性能の複合林業機械を使うことで低コスト化を進め、作業後は災害を防ぐために作業路の補修を行いしっかりと水切りをします。このような”伐採作業後の作業”にも責任を持って取り組むことは、災害を防ぐためにも木々が充分に育つためにも大切なことです。機械を山に入れることは土壌を荒らしてしまうイメージを持つかもしれませんが、しっかりとした計画と技術を持って扱えば短時間で丁寧な仕事を行うことができ、林業作業に伴う危険を軽減することができます。

林業(山の将来)をデザインできる技術者の育成

ゆっくりと生長していく木々と働く林業には、将来を見据え仕事を行うことが重要です。私たちは伐採・搬出だけではなく、短期・中期・長期に渡る計画を立て、山の将来像を描ける人材育成に取り組みます。

森林管理事業

私たちは森林を育てる事業と、その森林から伐採された木材を製品化する2つの事業を推進しています。森林と木材のプロフェッショナルとして、私たちは森林が生み出す循環の維持に努めています。

株式会社トライ・ウッド

大分県日田市上津江町川原2810-1

TEL:0973-55-2656