この夏の思い出②

8月25-26日 安成工務店森林体験ツアー

(株)安成工務店さんの毎年恒例の森林体験ツアーです。
今年はなんとスタッフさん合わせて125人!!
総人口950人ぐらいの町に、どえらいことです。

水源も大行列。。
大行列ができたのはここだけではなく、、すみません、いろいろご迷惑かけました。

もちろん、工場見学も。
こうやって匂いを確かめてもらっている姿が好きです。

工務店さんと開催してきた体験ツアー。
これまでいったい何回何人のお客さんをお迎えしてきたのでしょう。
護持の森を案内し、工場を案内し、プログラムはいつも同じだけれど、
顔ぶれが違うからいつも違うものになります。
決して終わることのない活動です。

「伝えたいことがあるから」
「知ってもらいたいことがあるから」
森のことも木のことも
それを育てるきやどん・きづくりびとのことも
このツアー1回では到底伝えきれないのですが、しゃべりたい。。
強烈な日差しのもと、
(もう次に行こうよ_)という視線を尻目に
「あと一個だけ、話させて」

木を使うって良いことがたくさんあるんです。
環境にとっても
人にとっても

「森林を守る」ということは合意を得やすいもの。
けれど、、
どんな風に?どうやって?っていうのも合わせて知ってもらいたい。
そう思うのです。
ですから、話が長い!!
いつもいつもお付き合いいただいいて本当にありがとうございます。

この夏の思い出①

7月29日 森林体験ツアーinゴジの森

北九州よりお琴教室の皆さんが縁あって護持の森に足を運んでくれました。
森のことや木のこといろいろお話して

山の水のつめたさもしっかり体験(笑)
そして、工場見学も。
 
親子で津江杉の香りを嗅いでる様子。
思わずしちゃうんです。
 

工場は稼働日じゃなかったけれど、どんな風に丸太から角材になるのか伝わったかなぁ。

今回、縁あって学校や工務店からという依頼ではなく、お琴教室の先生からのご依頼という一風変わった切り口でスタートした体験ツアー。
先生の「お琴も木を原料にしている楽器。子供たちに本物に触れる体験をさせたくて。」というひと言がとてもうれしかったです。

一見すると全く関係のない2つの団体が、こうして森や水や木材をとおして繋がったんだなぁと感じます。

 

今日の護持の森

明日体験ツアーが入っているので、今日は護持の森巡視へ。
すでに車用の道には補修が入っていて、問題なし。
散策路のほうもぐるりとしてみたけれど特に問題なく、一安心。

でも、至る所に変わったきのこがたくさん
 

梅雨明けしてちょっとなるけど、あの大雨の影響か、水量が多いみたい。
足つけたいなぁ。

転がりたいなぁ。

ピクニックしたいなぁ。

そうか、明日できるじゃないか!
そう体験ツアーのお昼は天気のいい時は大概このテーブルとベンチで。
ヒグラシ鳴く木陰ですごく気持ちが良いのです。


そして、そして。
輪掛け乾燥中の丸太。
今日は水分だいぶ抜けるかな。

お、セミの抜け殻!

今日の護持は、夏真っ盛りでした。

 

 

 

木の良さ

今さら私がこんなことを言う必要もないのかもしれませんが、
改めて大きな声で断言したい。

「木は良い!!」

何が良いって、
①環境負荷が小さい
②吸放湿機能
③衝撃を吸収
④熱を伝えにくい
⑤好視感好音感
⑥抗菌・防虫効果
⑦リラックス効果
なんて、すごい特性を持っているのです。

実際に使ってみると、これらの特性を肌で実感します。

津江杉の床の上でごろごろし、
トラパネでつくった机にすりすりし、
津江杉の壁に鼻を近づけて思いっきり匂いを嗅いでみる。

「きもち、良い_♪」

そんな気持ちをみんなで共有したいと思い続け、津江杉の製品開発の原点はそこにあります。

「…でも、なんで木ってそんな働きがあるんやろ?」

不思議で、不思議で、いろいろ調べ、知れば知るほど謎は深まる。
けれど、知れば知るほど木が、杉が、ますます好きになるのです。

今私の中で答えが出ているのは、
「秘密は、その構造にあり」

 

スギ尺

上津江に来て覚えた言葉

「尺(しゃく)」

メジャーとかものさしとかをこんな風に呼びます。

「はよ尺持ってこんか_っ!」って感じに。

で、その尺にちなんで、こんな商品を。


スギの尺!杉の15センチ定規です。


津江杉のロゴを一緒に焼いてみました。

ご興味ある方は
エコ商品事業部までお問合せください。
TEL:0973-27-7620
eco@try-wood.com

湿気とたたかう

雨が続きます。高温多湿でムシムシとします。

上津江はその点気温が低いので、幾分過ごしやすいのかもしれません。

この時期は洗濯物も外には干せないので、泣く泣く室内干しです。

家の中の湿気は溜まる一方

カビの発生に頭を悩まし、食中毒の危険と戦う、そんな季節。

そんなとききっと役に立つ。

空気中の水分を吸収したり放散したりする木材。

すごい。。。

 

昨年、靴箱にしまっていた革のブーツにカビをはやしてしまいました。

押入れの奥にしまっていた革のバッグにカビをはやしてしまいました。

ん_なぜに(T_T)???

考えられる原因は…

①換気できない

押入れや靴箱には窓がありません。換気扇もありません。

ふすまを開け放すってこともありませんし、靴箱の扉を取っ払うってわけにも…

なら、

②除湿方法を考えよう

でも、待てよ?

確か押入れも靴箱も素材は「木」なのでは?!

なぜに??

靴箱の中を見てみると、素材はどうやら木のようだけど、表面を何かでコーティングしてあります。

汚れや傷が入らないようにウレタン塗装のようなものがしてあるようです。

木材はその表面で吸放湿しているので、

被膜で覆ってしまうと、要はラップで覆ってしまったようなもの。

吸放湿できているの?!

ん_怪しい。。

非常に怪しい。。

みなさん、いかが思われますか?

 

モミジイチゴ

6月

梅雨に入りました。
台風もやってきました。

しとしと

じめじめ

ポツポツ

ザァーザァー

ジャカジャカ

なぜだか気分も鬱々となりがち。

護持の森で発見したモミジイチゴに

「ピッチピッチ チャプチャプ ランランラン♪」

思わず口ずさみ。

赤い長靴に黄色い傘を手にウキウキしたあの頃みたいに

今日の雨はちょっぴりうれしい。

 

 

林業の制度が変わります!

平成24年度より、森林・林業に関する国の制度が大きく変わります。
従来の「施業した分だけ補助」される造林補助制度に変わって、
「集約化し、計画を立てて経営する者を補助」する森林管理・環境保全直接支払制度が創設されました。

ポイント① 「造成から利用へ」
戦後造成された人工林は1000万haにもなり、その蓄積材はもう充分利用可能な段階にあります。このような状況から、「木材利用を増やし自立的な経済林を運営しながら健全な環境林を育成すること」を目指し、持続的な森林整備を行わなければなりません。実現に向け、まずは長伐期施業を中心とした搬出間伐が推進されています。また効率的で安定的な林業経営を継続するには、路網整備および施業の集約化が必要です。

ポイント② 「官から民へ」
森林づくり推進の基本姿勢が「俺についてこい」という政府主導型から「地域の個性と主体性を引き出す」という民間主導型に変わります。新制度では、①市町村②森林経営の受託者(トライ・ウッドなどの林業事業体)③受益者(森林所有者・林業従事者・地域住民)の3者が森林づくり・地域づくりの担い手として位置付けられています。3者が協力し、地域の持ち味を生かした自立経営を実践するよう求められています。


新制度による支援(補助)を受けるには、まず「森林経営計画」を策定することが必須です。


⑭トライ・ウッドは、津江地方の森林をとりまとめ、持続的な経営を提案し、次世代に必要とされる山村を創っていきたいと考えています。
まず、森林計画室が資源を把握し、今後どのように管理・経営していくのが良いか長期的な目線で分析・検討し、提案を行います。
そして、森林保全課がその現場に合った施業を実施。長伐期施業を主とし路網整備はもちろん、主伐後の造林など将来を見据えた作業を行います。
この「森林計画室+森林保全課」による一貫した管理システムの推進で、津江地方の持続可能な林業の実現に努めたいと思います。


これからのスケジュール


上・中津江に森林を所有されている皆様へ
ぜひ、トライ・ウッドが樹立する「森林経営計画」への参加ご検討をよろしくお願いします。

まずはお問合せください。
【問い合わせ先】
⑭トライ・ウッド森林保全部(古川)
TEL:0973-55-2280
FAX:0973-55-2282

 


 

護持の森

護持の森にて。
点検をかねての散策中、何かが鈴なりになってる5年生杉苗を発見

近寄ってみると、、

どうやら、新芽!
春ですね。

こんなのも発見!
イモリではないですか。
春ですねぇ。

こないだはアナグマらしきものと遭遇するし。
シカに遭遇したっていう人もいるし。
セミが鳴いてたっていう人もいるし。

護持の森、動きだしてますよ。

久しぶりの登場

久しぶりのブログに

久しぶりに登場

彼らは日々何を考えるのか

犬のように賢くはないけれど、、

彼らなりの意思表示をします

何かを訴えているようで

それを読み解けないのが歯がゆいものです

おっ!

背中が痒かったばいね。。

その角はなんて便利な代物だろうか

武器にもなり、まごの手にもなって