こんにちは
今日は、トライ・ウッドの社有林「護持の森」からお届けいたします。
春から初夏にかけて、山ではさまざまな山野草の花にあふれています。
標高およそ800mに位置する護持の森も例外ではなく。
新緑の木陰に小さな白い花が咲いていました。
世の中便利になったもので、ネット検索で何の花なのか調べてみました。
どうやら、ガクウツギ(額空木)という山野草の花のようです。
こちらは、木立の足元に群生していた白い花。
少し変わった形をしていたので。
これは、シライトソウ(白糸草)という花です。
どちらも春の若緑の中に映えて、とてもよく目につきます。
護持の森は、広さおよそ80ha。
ぐるりと歩いて周ることができます。
そこには、間伐を終えた森や間伐前の森、植林したばかりの幼い森とあり、
様々な人工林の様子をうかがい知ることができます。
もちろん、クヌギの森があったりさまざまな雑木(クリやアセビ)の生長する
水源かん養林もあります。
ほら、今日も小さな小さな清水が地表に現れています。
きっとこれが筑後川へ繋がるんだろうな。。
森の声を聞こうともう少しぐるりと探索してみました。
すると、
杉苗です。
すっかり、周りの下草に覆われてしまっています。
これでは、他の植物に負けてしまうので、「下刈り」をしないといけません。
これが下刈りする時期の判断方法です。
木の様子に目をこらし、耳をすまし、何をすべきか判断します。
今年の梅雨は、護持の森の下刈り作業に汗するきやどんの姿が見られることでしょう。