津江杉とは…

「津江杉ってなに?」というご質問をよくいただきます。

有名どころで、秋田杉、天竜杉、吉野杉、日田杉、飫肥杉(おびすぎ)、屋久杉ってあるけれど、それと同じこと?

いいえ、実は違います。
多くの人がそう思っていらっしゃるようですが、そういうくくりでくくったら「津江杉」という枠は実はないのです。ここ津江は古くから杉の生産地ですが、この地域で採れた丸太はかつては川を流し一度日田へと運ばれ、そこから筑後川を下り大川へと運ばれ「日田杉」として広まっていたようです。

この筑後川最上流域で木材加工をはじめることは、
それまでの川上=素材生産地という常識を超えた「挑戦」で。。。
その一歩を踏み出したのはきっと、林業で地域の自立を図りたいという思いがあったからだと思います。
いつの日かボルドーワインのような地域ブランドを確立することができたらいいなと。
だから…
津江にも地域ブランドをつくろう。しかも、杉で!
と誕生した「津江杉」。

この新たな地域ブランド名が誕生したのが平成7年頃。
“conservation”を基軸にしたルールがあります。

いちばん、家のことを考える製材所

第〇生命のロゴマークの上にひと言
「いちばん、人を考える会社になる。」

これを見て、ある人がひと言
「俺たちは、林業会社で、小さな製材所で、工務店や設計士ではないけれど、、、
いちばん、“家”のことを考える製材所になりたいよねぇ。
だって、トライ・ウッドはその材料をつくる会社で、、
きっと家ってのは家族を守るためにあるんだから、
その材料屋が真剣に家のことやその家族のことを考えるってのは基本中の基本なんばい。」
津江杉を生産するうえで、一つ目に大事なことはきっとこれ。
「いちばん、家を考える製材所になる。」

自他ともに認められるそんな会社になりたいです。

トライ・ウッド 今年のテーマ

今年のテーマ、「しっかり伝える」

これまでいろいろなところでトライ・ウッドのことを伝える機会をもらい、
ありとあらゆる媒体を通して皆さんに紹介をしてきました。

が、しかし。。
伝え方が下手くそで、
「トライ・ウッドって結局何してる会社なんだろうね?」
と終ってしまっているのでは?!
と日々感じていました。

そこで、今年はしっかり正しく伝えよう!と…

そう、トライ・ウッドは何の会社なのか?
今年一年、このブログで伝え続けていきたいと思います。

やはり、手始めは…
『トライ・ウッドは、津江杉を生産する会社です!』

ん、待てよ。
これじゃいきなり曖昧すぎるじゃないか。。

と、思った方は…上の写真をちょっとクリック♪