津江杉とは…

「津江杉ってなに?」というご質問をよくいただきます。

有名どころで、秋田杉、天竜杉、吉野杉、日田杉、飫肥杉(おびすぎ)、屋久杉ってあるけれど、それと同じこと?

いいえ、実は違います。
多くの人がそう思っていらっしゃるようですが、そういうくくりでくくったら「津江杉」という枠は実はないのです。ここ津江は古くから杉の生産地ですが、この地域で採れた丸太はかつては川を流し一度日田へと運ばれ、そこから筑後川を下り大川へと運ばれ「日田杉」として広まっていたようです。

この筑後川最上流域で木材加工をはじめることは、
それまでの川上=素材生産地という常識を超えた「挑戦」で。。。
その一歩を踏み出したのはきっと、林業で地域の自立を図りたいという思いがあったからだと思います。
いつの日かボルドーワインのような地域ブランドを確立することができたらいいなと。
だから…
津江にも地域ブランドをつくろう。しかも、杉で!
と誕生した「津江杉」。

この新たな地域ブランド名が誕生したのが平成7年頃。
“conservation”を基軸にしたルールがあります。

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