平成28年度実施いたしました林野庁の事業である木質化等に向けた新たな製品・技術の開発・普及事業
のうち木造建築物や木質材料の健康効果・環境貢献等に
ついて、報告させて頂きます。
この事業は、津江杉を使った無垢材棟とビニルクロスなどを使用した非無垢材棟を建設し、
その中で実際に人に生活してもらい、化学、生物、物理、生理心理学的な手法を用いて、
木の建物が人にどのような影響を与えるのかを調査した成果です。
※無垢材を使った建物と、ビニルクロスなどを用いた建物のデータを比較する事によって、
無垢材が人に与える影響を調査しています。
平成28年度の実験テーマは、次の通りです。
1.実験棟内の揮発成分の定量分析
2.実験棟内の睡眠時における湿度変化の調査
3.実験棟内装材の抗菌活性の比較調査:黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果の調査
4.実験棟内の課題実験
成果の概要は、以下の資料通りです。
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