2010年9月18日(土)、木づかいのいろは塾開催しました。
護持の森散策・輪掛けストック場見学・製材工場見学を一日掛けてのんびり行いました。
木づかいのいろは塾は、これからも定期的に実施して行きたいと思います。ので、これからもよろしくお願いします。
2010年9月18日(土)、木づかいのいろは塾開催しました。
護持の森散策・輪掛けストック場見学・製材工場見学を一日掛けてのんびり行いました。
木づかいのいろは塾は、これからも定期的に実施して行きたいと思います。ので、これからもよろしくお願いします。
9月8日_9月10日、二泊三日の石川&東京出張へ行ってきました。
今回なぜこのような機会に恵まれたかと言うと、
チルチンびと「地域主義工務店」の会の定例会にて、弊社を紹介させていただくこととなったためでした。こんな貴重な時間をいただけたことに本当に感謝します。
そして石川県へは、その会員である「工房・恵」さんを訪問し、勉強させていただくためです。
トライ・ウッドは材木屋ですが、たとえただの材料屋であったとしても、それを使う工務店さんのこと・家のこと・建築のこと等を勉強することはとても大切だとおもうのです。
完成物件を見学させていただいた折に、お施主さまがとてもうれしそうに「この家で良かったわ」と話されているのを聞いて、山側の人間としてもうれしく思いました。
きっとそのお宅の材木も何十年と山の管理を経て切り出されたものでしょう。
そうして新たな場所を見つけ、使う人に心から喜ばれること。
それこそが、山守であるきやどんたちの真の喜びだと思います。
人の笑顔にはこんなにも力が湧くものかと改めて思いました。
←すごいから一度見ておくと良いと案内され、五十間長屋を見学。
本当にすごい木組みでした!
東京では、日本全国から集まられた「地域主義工務店」の会会員のみなさまの前で、約90分ほどの時間トライ・ウッドのことをお伝えしました。
「総合林業会社」という特徴を持つ会社のこと。
「津江杉」のこと。
「津江杉の生産方法や種類」のこと。
全国各地の林業・製材関係者が、日々真剣に木材と向き合っています。
私たちはその中のひとつに過ぎません。
きっとこの場に集った会員の皆さんにはそれぞれやり取りをする私たちのような材木屋がいらっしゃることと思うのです。
この会をきっかけに、(へぇ_材木屋さんってそんな風に製品つくってるんだ。)とか(そんなこと考えてるんだ)とか、またひとつ山への興味を深くしてもらえたら良いな_と思い、あの場に立ちました。
終わってから参加者のみなさんに声をかけていただいて、
今回の目標は無事(?)達成できたかしら…と思ったしだいです。
今は、“津江杉”や“輪掛け乾燥”という名前におんぶに抱っこのところがまだまだありますが、
いつの日か、「トライ・ウッドさんに任せといたら安心だ」「トライ・ウッドさんの製品なら間違いない」と言われるようになること。
それが私のささやかな夢です。
8/28(土)-8/29(日)、安成工務店さんの森林体験一泊ツアーの第2便無事終了しました。
今回も前回同様、濃密な2日間であっという間に過ぎ去ってしまいました。
やっぱり上津江に着たら、始まりは「護持の森」からですよ。。
(この森林体験ツアーはよく1日目の護持の森に限ってにわか雨にたたられることがあるのですが、今年は2回とも快晴に恵まれるという天運が味方したツアーでした)
こんなにもたくさんの人に護持の森を紹介することができて、とてもうれしかったです。
林業が文化として継続していくためには「伝え、理解してもらうこと」が一番大切だと思っていましたから。
こうして新たな「みどりの伝達者」のみなさんが誕生したこと、
山の神さまも心から喜んでいると思うのです。
護持の森の後は、トライ・ウッドの工場見学!
こちらは、護持の森を出た後の輪掛け乾燥材の養生テントの中です。
輪掛け乾燥材のにおいを確かめることができます。
山の中腹にある工場を歩きながら、
丸太を角材へと加工する製材のようすを見学したり、
板をつくるようすを見学したり、
さらにはその板を幅剥ぎしたパネルの作り方を見学したり、
ここでしか見れない木材加工の現場です。
工場見学が終われば後はもうお楽しみのバーベキューです。
大人も子供も、夏休み最後の思い出に!
少し張り切らせていただきました(*^_^*)
2日目は、午前中皆さん自由時間をのんびり過ごされて
昼から最後の思い出作り「木工体験」をしました。
私いつも思うのです。
かなづちの音は、子供よりも大人を無心にさせる!と…。
みなさん最初はお子さんのサポートされてますが、
いつの間にかご自身がかなづちもって超真剣にクギを打っていらっしゃいます。
さてさて、今年も無事に夏の森林体験ツアーが終了しました。
来年もまたこの怒涛の2週間がくるのが、
今から楽しみです。
8月21日_22日、⑭安成工務店さん主催の「夏休み!森林体験一泊ツアー(第1便)」が開催され、無事終了しました。
第1便ということなので…第2便があるわけで。。
実は明日28日_29日に第2便が開催されます。
さて今回は第1便のご報告を…。
すっかり遅くなっちゃいましたが。
第1日目のお昼に護持の森に到着
ぎらぎらと輝く太陽の下、広場目指して(おにぎり目指して?)せっせと山を登ります。
すっかりおなかもすいてきたので、木陰でお昼ご飯です。
護持の森は、風が吹き抜けるので木陰に入るとだいぶ心地よいです。
ゆっくりご飯をたべて、早速護持の森を探検に。
今回は筑後川の水源をたどってみることに…
とっても暑かったので、水の冷たさをいつもより数倍も実感できました。
この水をつくるのは、山の土です。
そんな山の土を豊かなものとするためにも、私たちの仕事林業は欠かせないものなのです。
「おいしい!」という言葉が、またひとつ足を前に進めてくれます。
さて、護持の森を離れると今度は津江杉生産工場の見学をしました。
津江杉生産工場とは…、護持の森から運び出された輪がけ乾燥材やその他原木を○から□へ加工する製材所です。
今から50、60年前に、私たちのおじいさんたちが植えた杉だから。
これから50、60、、、100年、私たちの子供や孫が使う木材だから。
「ちゃんとしたもの」をつくることを心がけています。
1日目、お勉強の時間が終わったら、後はバーベキューで!
日田焼きそばに、たこ焼きに、生ビールまで!!
突然のスペシャルゲストに、ドンちゃん騒ぎも最高潮でした。
そうこうして1日目があっという間に過ぎ…
二日目は、午前中ゆっくり渓流釣りを楽しんだり、自由な時間を楽しんだら、
午後からトライ・ウッドで木工体験をしました。
ps.
たくさんのお葉書ありがとございました。
スタッフ一同心から感謝します。
また来年も皆様とお会いできることを楽しみにしています。
ありがとうございました。
2010年8月21日(土)~22日(日)、株式会社安成工務店主催の「夏休み!森林体験一泊ツアー(第1便)」が上津江で開催され、護持の森体験はもちろんさまざまなイベントが催されました。
明日8/28-8/29は、第2便が開催されます。
第1便の詳細はかみつえ通信をどうぞ
昨日10日、中津江村で津江杉を使用した木の家の上棟式がありました。
中津江村初の津江杉の家。ということで、私も上棟式の様子を少しのぞきに行ってきました。
2時頃に着いたときには、もう2階の梁がかかろうというところで、
そこから先は、大工さんの見事な手さばきに着々と木が組まれていきます。
ただ見ているだけでも全然あきません。
ふと横を見ると、同じように家が建っていく様子をじっと見つめる施主のNさんとその奥さまがたっていました。
そろそろ棟が上がりそうになり、集まった近所のおじちゃんやおばちゃん、Y工務店の皆さん、我々トライ・ウッドも総出で仕上げの準備にかかります。
私は遠くから4隅に五色の旗飾りが立ち、その中央で最後の作業をするNさんの赤いタオルを眺めていました。
棟が上がり、五色の旗の最後の1本が中央にすえられた時、
その場にいた誰しもがホッと一息ついたように思いました。
施主ご家族の皆様は一息つくまもなく神事へとうつります。
大事な大事な家です。
神様にしっかり見守ってもらえるよう、みんなでお願いしました。
上棟式をしっかり体験したことのない私でしたが、
今回参加させてもらって、
施主のご家族のみなさんの家に対する熱く深い思いをじんわり感じることができたように思います。
またその思いをカタチにしようと奮闘する工務店のみなさま、大工さんのプロフェッショナルな顔を発見し、安心して「津江杉」をお任せできると改めて感じました。
私たちトライ・ウッドもより真剣に木と向き合わなければなりませんね。
昨日8月8日(日)、(社)大川青年会議所主催の第3回未来人スクールで森林体験ツアーが開催されました。
第3回を迎えた今年の活動は、自然を愛する心を育てることをテーマにしているとのこと。
大川は家具の町です。
かつてここ津江地域の木材は、津江川・大山川・三隅川・筑後川を利用し大川まで運搬されていました。
そんな歴史もあり、今回私共へご連絡していただきました。
約1時間、護持の森を散策しながら
「木を切ることは悪いこと?」
「木を植える時のコツ」
「管理している森の土」などなど
たくさんのお話をしました。
お昼ごはんを護持の森の木陰でとって、みんな元気に帰路に着きました。
←護持の森にある山小屋「ゴジ庵」で記念に一枚!
「僕のお父さんは、魚屋さん。その辺のスーパーの魚なんかよりずっとおいしいとばい」って自慢してくれました。
美味しい魚がいつまでも食べられるよう、
美味しい栄養いっぱいの水がいつまでも流れるよう
「森林保全」がんばります。
↓写真の彼が、肌身離さず持っていたスケッチブック&書いた絵
(こっそり撮っちゃいました。でも、ちゃんと了承はもらいましたよ(*^_^*))