9月8日_9月10日、二泊三日の石川&東京出張へ行ってきました。
今回なぜこのような機会に恵まれたかと言うと、
チルチンびと「地域主義工務店」の会の定例会にて、弊社を紹介させていただくこととなったためでした。こんな貴重な時間をいただけたことに本当に感謝します。
そして石川県へは、その会員である「工房・恵」さんを訪問し、勉強させていただくためです。
トライ・ウッドは材木屋ですが、たとえただの材料屋であったとしても、それを使う工務店さんのこと・家のこと・建築のこと等を勉強することはとても大切だとおもうのです。
完成物件を見学させていただいた折に、お施主さまがとてもうれしそうに「この家で良かったわ」と話されているのを聞いて、山側の人間としてもうれしく思いました。
きっとそのお宅の材木も何十年と山の管理を経て切り出されたものでしょう。
そうして新たな場所を見つけ、使う人に心から喜ばれること。
それこそが、山守であるきやどんたちの真の喜びだと思います。
人の笑顔にはこんなにも力が湧くものかと改めて思いました。
←すごいから一度見ておくと良いと案内され、五十間長屋を見学。
本当にすごい木組みでした!
東京では、日本全国から集まられた「地域主義工務店」の会会員のみなさまの前で、約90分ほどの時間トライ・ウッドのことをお伝えしました。
「総合林業会社」という特徴を持つ会社のこと。
「津江杉」のこと。
「津江杉の生産方法や種類」のこと。
全国各地の林業・製材関係者が、日々真剣に木材と向き合っています。
私たちはその中のひとつに過ぎません。
きっとこの場に集った会員の皆さんにはそれぞれやり取りをする私たちのような材木屋がいらっしゃることと思うのです。
この会をきっかけに、(へぇ_材木屋さんってそんな風に製品つくってるんだ。)とか(そんなこと考えてるんだ)とか、またひとつ山への興味を深くしてもらえたら良いな_と思い、あの場に立ちました。
終わってから参加者のみなさんに声をかけていただいて、
今回の目標は無事(?)達成できたかしら…と思ったしだいです。
今は、“津江杉”や“輪掛け乾燥”という名前におんぶに抱っこのところがまだまだありますが、
いつの日か、「トライ・ウッドさんに任せといたら安心だ」「トライ・ウッドさんの製品なら間違いない」と言われるようになること。
それが私のささやかな夢です。