ご報告:日田の森は有明海の魚附き林」

暑い日が続きます。
何とも情けないお話しですが…早速体調を崩してしまいました。
みなさんもお大事に。

さて、先週土曜日に開催された第2回有明海再生講演会「日田の森は有明海の魚附き林」のご報告を遅くなりましたが…

ものすごい会場の入りでした。
立見が+100人ぐらいいたとのこと。
畠山氏の存在は大きい!と改めて実感します。
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地震がおきたあの日のこと
それでも海を憎んではいないこと
むつごろう(海の生物)の身になって考えてみること
心の中にも木を植えること
そう、伝えること

畠山さんが「森は海の恋人運動」に至るまでを、
時間軸に沿って
時に冗談も交え
時に専門的な話も交え
おもしろく話していただきました。

私を森に今も繋げているのは、、
6年前に知った「森は海の恋人」というこの言葉だと思っています。
職業の枠にとらわれない繋がりが私達を繋いでいることを知りました。
森が必要とされていることに、林業という仕事の可能性を見ました。
それから今があります。

2年ほど前でしょうか。
とあるお豆腐やさんを訪れたときのこと。
そこはお豆腐やさんなのに、なぜかいろんな木の小物を扱っていて。
杉の小枝に好きな言葉を彫ったストラップっていうのもありました。
「すご_い」とお店のおじさんの作業に見入っていたら、
「自分で彫っていいよ_」
と焼きペンをひょいと渡すのです。
そこで、一思案して思いついた言葉。
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それが「心に木を植えよう」でした。

畠山さんは、海の伝達者。
私は、森林(みどり)の伝達者。
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最後に一緒に写真とってもらっちゃった♪

惚れてまう?!

写真の整理をして…
4月に行った現場の写真を見つける。

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作業するのは、26歳のきやどん。
日田林工卒業後、トライ・ウッドに就職して8年。

カメラに写ると思うと
緊張するのか、
話しかけても返ってくるのはただ一言
「いや…」
言葉の続きを待つけど特になし。
きっと続くのはこんな言葉
「不器用ですから…」

けれど、チェンソー持たせたら
すっと変わる顔つき、
すっくと立木に向う後ろ姿

“格好いい”

と思います。

山の神

今日5月16日は山の神の日。
木を伐ってはいけないと言われています。

なので、本日現場のきやどん達はお休みをいただきます。
でも単にお休みでもなくて…

怪我なく安全に今日まで来れたことを山の神さまにお礼を言いに行きます。
今回は中津江村の鯛生金山に祀られている山神社で執り行われる神事に参加。

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山の神さまは女の神さまだとか…
山の神さまが嫉妬して、皆の安全を見守ってくれないと困るので
女性の皆さんは一番後ろでひっそりとしています。

元気100倍

春です。
朝は未だ車のフロントガラス真っ白に凍る上津江ですけど、
昼間はポカポカお天気で、春めいてます。

で、こちらも元気いっぱいです。

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親子ゲンカしてました。
伸び上がっては、頭と頭でゴツン!
結構激しい音がします。

仕舞いには、私まで巻き込もうかと…
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こんなもん喰らったら一撃でダウンです(>_<)
慌てて木の陰に非難

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あ_あ、ゆきちゃん。。
おしり丸見えですよ

護持の森は今…

昨日と今日上津江はすっかり冷え込んでしまい、雪がちらつく早春の日々です。
風も強く、いわゆる「す_す_す」な日です。
(※「す_す_す」=「スースーする」で、意味合い的には、「寒々とする」ってところでしょうか。)

護持の森は、上津江の中でも標高の高い場所にあるので、なお「す_す_す」
そんな護持の森の今を写真でどうぞ。

s-DSC00331 うっすら雪が積もる苔むした切り株

s-DSC00337 寒さに耐えながらも、新芽をふくらませる♪

s-DSC00324 冬から花粉を飛ばす春先にかけて見られるスギの赤変。
このメカニズムはいまだナゾに包まれているそうで、、スギの不思議さに改めて関心します。
赤変については、
こちらで紹介されています。ご参考までに。

s-DSC00340 は_るの小川は、さらさらいくよ_♪

s-DSC00330 カブトムシ大作戦実行中!!

内川工務店さんの笑顔

トライ・ウッドの製品を使ってくれている佐賀の内川工務店さんが
夕方、いつものように材の引き取りにいらっしゃいました。
もう長いお付き合いです。
いつも変わらず、仕事の合間を見ては上津江までトラックで来ます。

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「この材料、この良さをわかってくれる人じゃなきゃ、もったいなかもんね」
と、この笑顔!!

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ありがたすぎて、私には後光が見えました。

津江杉は多くの人に支えられ今がある。

春の気配♪

明日はひなまつり。
そろそろ春の気配。

s-DSC00205チューリップの新芽

s-DSC00206ヒヤシンスの新芽

顔を出してきました。

花が咲いてきれいだと感じるのは、
きっと冬の寒さをじっと土の中で耐え抜いてきたからで。

そう、きっと私もまだ土の中。。

 

ゆきしろ通信

先日、上津江通信にコメントいただいたゲストさんからのアドバイスを早速実践してみました。

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角や足が細くて、ストラップとして使っていると欠けたり折れたり。。。
(お買い上げいただいた皆さま、すみません)

ストラップからはずして、カメラケースにボンドでペタリ。
いい感じです。

おとなりの木のバッジは、12月に福岡で開催された坂本龍一氏(通称、教授ですね)のライブに行った際に頂いたもの。坂本氏のツアーの特徴に、会場で消費される電力はグリーン電力を使用し、ツアー全体で排出されるCO2は想定される排出量の全てをカーボンオフセットするなど、可能な限りカーボンフリーなツアーの実施を目指していることがあります。チケット料金には、日本国民1人あたりが1日に排出するCO2約6Kgのうち、1Kgをオフセットする費用が含まれていて、このバッジはその証明みたいなものですね。カーボンオフセットは、環境保護団体more treesが進める森作りによって実行されています。

いつか、上津江の森のCO2吸収量がオフセットされる日もあると思います。

s-DSC00174_1しろも喜んでいるのかな。
どうやら、みかんの皮を食べるのに必死。。。

久しぶりの登場♪

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だいぶ暖かくなって、毎日毎日ひなたぼっこの二匹です。
せっかく二匹ならんでウトウトしていたところを撮ってやろうと思ったら、
人の気配を察知して動いちゃいました。

シロは土手の小竹にガシガシ噛み付いてる。
けど、ユキはカメラに興味深々。
s-DSC00145あ、ヒゲ。女の子なのに…

心に留めておきたい言葉

清里の父”ポール・ラッシュ博士の言葉。

Do Your best、and it must be first class
「最善を尽くせ、しかも一流であれ」

“一流であれ”という後半部分に、(自分はどうだろう)と考えさせられます。

一流なこと
一流なもの
一流の仕事とは…。
いったい何でしょう。

きっとこれからの人生で、この言葉を噛みしめる時が来ると思います。
その時までゆっくりゆっくり反芻したいと思います。