conservationについて その2

四六時中津江杉のことばかり考えて、、、
私が思うに、
conservationという考え方で
注意しなければならないことがひとつあると思う。

「森を守るために、木を使う」
というのと
「木を使うから、森が守られる」

これは同じようで実は同じじゃない。

前者は、“守るために”という前提のもと、使うことを少々強要している感があって、
しかも、木なら何でも良さそうな感じもする。
それでいいのか?

木は、どこで使うのか。
家、家具、食器、、、、
人の住まいの中に数知れず。

世界保健機構(WHO)は、
居住環境とは、家族や個人の身体および精神の健康や社会福祉のために
必要または要求される全ての必要なサービス、施設、設備、装置を含む構造で、
シェルターや周辺地域に人類が利用する物理的構造であると定義しているらしい。

やっぱり、人ありきの木材っていうのが基本。
そういう意味で後者のほうがしっくりくる。
必要とされる木材を生産することが前提で、
それを使うことが結果、森を守ることに繋がった。
そんな構図はいたって自然で無理がない。
無理がないっていうのは、持続性にもつながると思う。

後者にはまえがきが必要
「人に、家に必要とされる木材をつくる。
そうして木を使うから、森が守られる。」

あ、あとがきもある。
「森も守られ、地域も守られる。」

追記.
本当はわざわざ言わなくても
「そんなの当り前」ってみんなが思い始めるのが理想。
がんばらなきゃ!

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