木を切るところから始まります


木を切ったところから、私達は2つのサイクルを通して森林に関わります。

1つのサイクルは、森林で。

木の伐採後、その土地が再び森林となるために、土地を整地し、木を植えます。

そして、長い年月をかけて手入れをした後、再び伐採をし、新しいサイクルに入ります。

もう1つのサイクルは、人間の生活の営みの中で。

伐採された木は、建物、家具、紙、様々なものへと形を変え、また農林業に利用されながら木材という形で私達の生活の中で循環をしています。

2つのサイクルを円滑に行ってきた山村では森林を生息場所とする多くの生命を維持し、森林自体の生命活動がきれいな水、空気を供給してきました。

そして、森林を中心とした文化が生まれ、山村らしい景観が保たれてきました。

都市の近代化と、山村の過疎化が同時に進み、2つのサイクルの関係も以前とは違う形に変化してきました。

変化している2つのサイクルをうまくかみ合わせ、循環させることがかけがえのない森林を将来に渡って残すために必要です。

まず、1つ目のサイクルの中心となる
森林管理についてお話します。

山へ、行ったことはありますか?


町に住む皆さんは、環境問題、森林破壊、資源の枯渇、等の問題について考えたことがあるでしょうか。

もちろん、と答えた方
では、森林や山について考えたことはありますか?

ここでも、もちろん、と答えた方。
森林や山へ、行ったことはありますか?

それは、どれくらいの頻度で?毎月?年1回?
その目的はなんですか?行楽ですか?生活のためですか?

町で生活をする人と森林や山の関わりは、年数回、気分転換に訪れる時だけに限られているのでしょうか?

そうではありません。

私たちが毎日飲んでいる水は、山から流れ出ています。

私たちが住む家の材料は、山で育てられて、切り出されたものです。私たちが消費する多くのものが、実は山からの恵みなのです。

トライ・ウッドは、森林が町の97%を占める山深い上津江村にある総合林業会社です。

総合という名の通り、様々な事業を行っています。
事業の中心となる考えは、
森林を中心とした循環型社会を維持することです。

森林の管理

  • 森林から出された木材を、町で使えるようにする木材加工
  • 森林の管理や、木材加工の時にでる副産物を利用した加工

物を作るのではなく、森林と町を結ぶソフト面に対する活動です。

8/26(土)~27(日)きやどん体験ツアー開催決定!!

8/26(土)~27(日)に第17回 きやどん体験ツアー

―夏休み特別企画  大人も子供も一緒に遊ぼう―
の開催が決定しました。

2006年度のきやどん体験ツアーでは、計3回にわたって上津江のスギを使ったリフォームに挑戦。

参加者全員で力を合わせて週末改修の喜びを体験しませんか?

日本の風土に合った素材 ’スギ’ の使い方、紹介します。

その他の内容は下刈り・渓流釣り・木工・そば打ちです。

詳細はコチラ

お問い合わせは(株)トライ・ウッド 企画推進室

TEL0973-55-2888 taiken@try-wood.com