まちの人。やまの人。


私達は、山で生活しています。

しかし、山から供給される木材を多く使い、水を多く使うのは町の人達です。

山と町はものによってつながっています。
私達は、“もの”だけのつながりを、“人”のつながりにしたいと考えています。

「私たちの作った製品を使うまちの人って、どんな人たちだろう」
「その人は、木材や水が生まれた場所、そこで生きている私達のことを知っているだろうか」

そう思って始めたのが、森林体験ツアーや、九州の山と町を結ぶNPO法人の活動です。

体験ツアーでは、町から来た人を山や工場に案内したり、植林や、椎茸の駒打ち、木工などを体験してもらいます。毎回頂く参加者からの感想や声は、山で暮らす私達にとって自信や励みになり、山の大切さを改めて考えるきっかけにもなります。

100年後、200年後、日本の森林の姿はどうなっているでしょうか。

責任は誰が負うのでしょうか?
町の人、山の人が一緒になって、かけがえのない森林を残したい。

私達が残す森林は私達の子供たちが引き継ぎます。

その基礎を、今、作っておきたいのです。

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