平成27年度「無垢材」と「非無垢材」を使った居住空間の生理心理学的分析のご報告

平成27年度実施いたしました林野庁の事業であるCLT等新たな製品・技術の開発・普及事業(木造建築物等の

健康・省エネ性等データ整備のうち木造建築物等の健康・省エネ性等データ収集・分析)に

ついて、報告させて頂きます。

この事業は、津江杉を使った実験棟とビニルクロスなどを使用した非無垢材棟を建設し、

その中で実際に人に生活してもらい、化学、生物、物理、生理心理学的な手法を用いて、

木の建物が人にどのような影響を与えるのかを調査した成果です。

※無垢材を使った建物と、ビニルクロスなどを用いた建物のデータを比較する事によって、

無垢材が人に与える影響を調査しています。

平成27年度の実験テーマは、次の通りです。

1.実験棟内の揮発成分の定量分析

2.実験棟内の抗菌活性の比較調査

3.実験棟内の夜間睡眠実験

4.実験棟内の課題実験

成果の概要は、以下の資料通りです。


実験結果概要

また、詳細な実験結果は、ここからダウンロードして下さい。


今年度も実験調査を継続的に行い、用途に応じた木質空間を提案し、木材の

新たな需要を喚起する事で、林業振興の実現を実現したいと考えています。

以上

この件に関するお問い合わせは、以下の通りです。

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株式会社トライ・ウッド

総務企画部 渡邉 雄一郎

TEL 0973(55)2888

Email y_w@try-wood.com

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