こんにちは
先週土曜から降った大雨も無事落ち着きました。
大きな災害もなく、またいつもの上津江に。
さて、今日は先週開催しました「第5回森づくり研修会」の様子をご報告したいと思います。
当日(26日)は、津江中学校の生徒さんが4名、職場体験でトライ・ウッドに来ていましたので、
お手伝いをお願いしました。
トライ・ウッドは「見せる林業」を目標としているので、
お客様をお迎えすることの多い会社です。
ということで、今回その“お出迎え”を体験してもらいました。
午前10時半 参加者のみなさんも無事そろわれ、いよいよ始まります。
まずは、基調講演。
「環境・人が求める森づくり(林業)」というテーマで、
SGEC認証会議 全林協審査センターの審査員である小邦氏にお話いただきました。
今後の林業に必要不可欠となるであろう「経済林と環境林の両立」という非常に奥の深い話でした。
この一見相反する二つの価値観を同時に成立させることは、
その土地、そこの気候、そこに暮らす人、そしてそこに根付いている文化を基盤としている「林業」を
次の世代へ受け継いでいく唯一のもやい綱なのだと感じています。
トライウッドスタイルとして、そんな森づくりを行いたいと心から思います。
基調講演の後、お昼ご飯をとって
午後の最初のプログラムは、ハスクバーナ・ゼノア株式会社の方をお迎えして
チェンソーメンテナンス講習を行いました。
まずは、テントの中でチェンソーの分解によるメンテナンス講習です。(写真左)
次に、チェンソーの刃の目立ておよびその他製品紹介が行われました。
この日はとても日差しの暑い日で、みなさん汗をかきながらも真剣に聞いていました。
そして、高性能林業機械の紹介・実演。
ベースがコマツ社製PC78US‐8。ヘッドにvalmet330DUOを搭載しています。
そして実演へ。
オペレーターは、我らがトライ・ウッドのきやどんです。
玉切り
そして
ベースが、キャタピラー社製308DCR(後方超小旋回機)。
ヘッドに、KETO社製100スプリームハーベスタを搭載しています。
こちらも実演を行います。
オペレータはもちろん、トライ・ウッドのきやどんです。
2社の紹介・実演を終え、その後
参加者のみなさん、おのおの気になる機械を確認していました。
山の作業をしたことのない私には、林業における「機械化」というものがどれほど浸透しているのかイマイチよくわからない部分がありましたが、この日参加者のみなさんの真剣な顔を見ていると、低コスト作業というものへの飽くなき探求を感じ取る事ができたように思います。
丸1日という長い研修会となりました。
遠いところからここ上津江までおいでくださった参加者のみなさん、
誠にありがとうございました。
また次回の開催を楽しみにお待ちいただけますと幸いです。
そして、この日開催にご協力いただきました各メーカーのみなさま
大変おつかれさまでした。
この研修会が無事終了しましたのも、みなさんのお力添えがあったおかげと思っております。
ありがとうございました。