昨日10日、中津江村で津江杉を使用した木の家の上棟式がありました。
中津江村初の津江杉の家。ということで、私も上棟式の様子を少しのぞきに行ってきました。
2時頃に着いたときには、もう2階の梁がかかろうというところで、
そこから先は、大工さんの見事な手さばきに着々と木が組まれていきます。
ただ見ているだけでも全然あきません。
ふと横を見ると、同じように家が建っていく様子をじっと見つめる施主のNさんとその奥さまがたっていました。
そろそろ棟が上がりそうになり、集まった近所のおじちゃんやおばちゃん、Y工務店の皆さん、我々トライ・ウッドも総出で仕上げの準備にかかります。
私は遠くから4隅に五色の旗飾りが立ち、その中央で最後の作業をするNさんの赤いタオルを眺めていました。
棟が上がり、五色の旗の最後の1本が中央にすえられた時、
その場にいた誰しもがホッと一息ついたように思いました。
施主ご家族の皆様は一息つくまもなく神事へとうつります。
大事な大事な家です。
神様にしっかり見守ってもらえるよう、みんなでお願いしました。
上棟式をしっかり体験したことのない私でしたが、
今回参加させてもらって、
施主のご家族のみなさんの家に対する熱く深い思いをじんわり感じることができたように思います。
またその思いをカタチにしようと奮闘する工務店のみなさま、大工さんのプロフェッショナルな顔を発見し、安心して「津江杉」をお任せできると改めて感じました。
私たちトライ・ウッドもより真剣に木と向き合わなければなりませんね。